令和6年4月現在、高齢化率65.8%、18世帯、37人が暮らしています。
奥上林地区にある「老富集落」は、綾部市街地から30~40km程の所に位置し、市茅野・大唐内・栃3つの集落が連携し「水源の里・老富」として活動しています。綾部市の新たな春の観光名所となった「ミツマタとシャガの群生地」には多くの人が訪れています。休憩所「花やどり」を運営し、特産品のとち餅などを販売し、地域のPR、都市との交流を行っています。
令和6年4月現在、高齢化率100%、2世帯、3人が暮らしています。
奥上林地区にある「古屋集落」は、綾部市街地から30km程の所に位置する、2世帯3人の京都府でもっとも小さい集落です。『栃神伝説』で有名な古屋は、2016年に京都丹波高原国定公園に指定され、そこには樹齢1000年の トチの巨木をはじめ、1000本を超えるトチの木が群生しています。
令和6年4月現在、高齢化率53.8%、10世帯、13人が暮らしています。
中上林地区にある「市志集落」は、平成18年の指定当初は高齢者比率100%と、廃村の危機に直面していました。水源の里条例の制定に伴い、Uターン、Iターン者を中心に様々な活動をしています。スイセンとヒガンバナの丘、光野峠のトレッキングやどんぐりの森でのツリークライミングなど、ホタルの繁殖などの自然体験、フキオーナー制度、大豆プロジェクトなど活性化の気運が高まっています。
令和6年4月現在、高齢化率58.5%、50世帯、53人が暮らしています。
奥上林地区にある「有安集落」は、綾部市街地から25km程の所に位置し、国宝二王門の在る君尾山の麓で、上林川と草壁川に囲まれた風光明媚な集落です。またこの地域は、古井・有安・市場・庄の最寄で構成している集落です。
令和6年4月現在、高齢化率63.6%、7世帯、11人が暮らしています。
中上林地区にある「瀬尾谷集落」には代々受け継がれてきた黒瓜の種があり、昔からおばあちゃんたちが3~4日懐で温めて発芽させた後、畑に植えています。まさに、瀬尾谷でしか味わうことのできない黒瓜を、奈良漬に加工し「瀬尾谷粕漬」として販売しています。
令和6年4月現在、高齢化率67.7%、19世帯、31人が暮らしています。
奥上林地区にある「草壁集落」は、平成24年7月に水源の里の指定を受けました。集落には約1kmにわたって草壁川が貫流しており、川に沿うように形成された田んぼの畦には、梅の木64本が植樹されています。その梅を活用した特産品製造や、交流事業を行っています。
令和6年4月現在、高齢化率59.5.0%、16世帯、37人が暮らしています。
中上林地区にある「市野瀬集落」では、古くから自然薯の栽培が行われていたことから、自然薯を生かした特産品の製造や、交流事業を行っています。
令和6年4月現在、高齢化率72.2%、17世帯、36人が暮らしています。
山家地区にある「橋上集落」は、綾部市街地から10km程の所に位置し、上林川が貫流する四季折々の景観が非常に美しい集落です。キュウリ漬、ゆずジャムなどの特産品づくりに力を入れています。山家地区の中でも高齢化が進行した集落となっており、過疎集落特有の空き家の増加や人口減少による集落機能の維持の低下が危惧されてきています。
令和6年4月現在、高齢化率61.1%、13世帯、18人が暮らしています。
奥上林地区にある「光野集落」は、府道に沿い4km程にわたり伸び、家屋が点在しています。平成25年6月に水源の里の指定を受けました。胴回り4mを誇る「於見の太鼓」を活用した都市との交流や、特産品の開発を進め地域の魅力を発信しています。
令和6年4月現在、高齢化率75.8%、23世帯、33人が暮らしています。
中上林地区にある「清水集落」では、夏と秋に開催される地域の祭を、地元住民だけでなく出身者も交えた交流の場としています。女性グループ「すみれ会」の食品加工・販売も活発で、長年にわたり活動が続いています。
令和6年4月現在、高齢化率59.1%、28世帯、66人が暮らしています。
志賀郷地区にある「金河内集落」は、平成26年7月に水源の里の指定を受けました。「阿須々伎(あすすぎ)神社」など、多くの歴史・文化遺産がある地域のため、祭礼の復活やU・I・Jターンの積極的な受け入れによる集落機能の存続に力を入れ、取り組んでいます。
令和6年4月現在、高齢化率47.1%、17世帯、51人が暮らしています。
奥上林地区にある「鳥垣集落」は、平成27年2月に水源の里の指定を受けました。希少植物も自生する鳥垣渓谷やシデ山といった自然、由緒ある坂尾呂神社や古墳などを活用し都市との交流を中心とした活動に取り組んでいます。
令和6年4月現在、高齢化率60.0%、39世帯、85人が暮らしています。
志賀郷地区にある「仁和集落」は、町区創立75周年記念誌の発行を契機に、活用できうる地域資源を掘り起こすことで、新たな「まちおこし」の取り組みを進めようとしています。公会堂のクリスマス・イルミネーションを活用した冬の交流イベントを行っています。
令和6年4月現在、高齢化率56.4%、42世帯、101人が暮らしています。
山家地区にある「上原集落」は、山陰本線「JR山家駅」を玄関口とした由良川沿いの集落です。カヌー体験や就農体験を通した都市交流や、地元農産物を使った多様な加工品の開発にも取り組んでおり、特産品(漬物やジャム、羊かんなど)の生産、販売を行っています。
令和6年4月現在、高齢化率55.7%、39世帯、97人が暮らしています。
山家地区にある「広瀬集落」は、山家陣屋がある一帯で、応神天皇を祀る広瀨八幡神社をはじめ、山家旧跡の甲ヶ峯城跡と隣接する山家城址公園など歴史的遺産が点在する集落です。地域活性化のための特産品を使った商品開発や交流の場の提供など、活気のある集落にしていこうと、地元の婦人会を中心に新な取り組みを始めています。
令和6年4月現在、高齢化率77.4%、19世帯、31人が暮らしています。
志賀郷地区にある「内久井集落」は、犀川流域において最も奥に位置する集落となっています。近年の急速な高齢化と人口減少という問題を抱え、地域内の行事の継続と地元出身者との交流の場を作りUターン移住者の促進を計る取り組みを始めています。
令和6年4月現在、高齢化率73.7%、10世帯、19人が暮らしています。
中上林地区にある「水梨集落」は、令和4年2月に、水源の里の指定を受けました。中上林地区では、一番北側に位置する集落であり、豊かな環境を生かして栽培する「水梨米」は美味しいと評判です。
令和6年4月現在、高齢化率50.8%、32世帯、63人が暮らしています。
志賀郷地区にある「坊口集落」は、令和4年8月に、水源の里の指定を受けました。福知山市と舞鶴市に接している集落です。集落の中心的存在となる金剛寺(通称 坊口の観音様)のお祭りを春と夏に開催し、住民が主体となって地域文化の伝承と地域間交流を図る取り組みを行っています。
令和6年4月現在、高齢化率42.1%、19世帯、38人が暮らしています。
綾部市、最南端にある集落「下替地」。かつては“しもかえち”とも呼ばれていたようですが、現在は“したのかち”が集落の呼び名となっています。平成6年、荒廃地を整備して山椒の木を植樹し、集落の活性化を図る取組みがスタートしました。現在、山椒を使った特産品の数々は市外にも知られる逸品として多くのファンを抱えます。写真は集落にある梅の木谷不動尊。滝の麓、厳かな雰囲気で古くから信仰されてきました。